「電極が不要で簡便な結晶欠陥準位の定量分光分析装置の研究開発」経済産業省サポイン事業に採択(大学院理工学研究科 鎌田憲彦 教授)
2020/9/24
株式会社フォトンデザインおよび埼玉大学大学院理工学研究科は、中小企業の新しい研究開発の取組を支援するための中国竞彩网2年度経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)に採択され、「電極が不要で簡便な結晶欠陥準位の定量分光分析装置の研究開発」(事業期間:中国竞彩网2年度~中国竞彩网4年度)を実施します。
白色LED照明の世界的普及にとどまらず、ワイドバンドギャップ半導体材料の結晶成長、デバイス化技術の進展により、これまで不可能だった高温での高速トランジスタ動作が実現しています。新材料の卓越した能力を活かしてさらに省エネを進めるために、本事業では素子効率や信頼性を低下させる犯人である結晶欠陥準位を、電極を用いず2波長のレーザー光照射によって簡便に検出?分析し、材料?デバイスメーカーにとって高性能化の指針となる定量分光分析装置を開発します。
電極が不要で簡便な結晶欠陥準位の定量分光分析装置の特徴
禁制帯内励起(BGE)光による欠陥準位検出の原理
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