「ITバイオと進化工学を融合した高機能化人工次世代抗体VHHの開発」経済産業省サポイン事業に採択(大学院理工学研究科 松永康佑 准教授)
2020/9/7
株式会社Epsilon Molecular Engineering、三井情報株式会社および埼玉大学大学院理工学研究科(松永康佑、大学院理工学研究科?准教授)は、中小企業の新しい研究開発の取組を支援するための中国竞彩网2年度経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)に採択され、「ITバイオと進化工学を融合した高機能化人工次世代抗体VHHの開発」(事業期間:中国竞彩网2年度~中国竞彩网4年度)を実施します。
ラクダ科動物由来の一本鎖重鎖抗体VHHは医薬品のみならず診断薬、再生医療等、広範な産業応用が期待されています。しかし近年、人工VHH抗体ライブラリ多様化が問題となっています。本事業では分子間相互作用によるビックデータと機械学習?分子シミュレーション、進化工学よる最適化を組み合わせることで、より機能的に多様化した人工デザインVHH抗体ライブラリを構築します。ライブラリの多様化により、VHH抗体の機能解析効率向上を達成し、スクリーニング効率の低コスト化を実現します。そして本事業により、製薬企業に加え関係する川下企業からの短期間に取得できるVHH抗体スクリーニングサービスへのニーズに応えます。
ITバイオと進化工学を融合した人工VHH多様化ライブラリ開発の概要
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