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埼玉大学

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パズルゲームで論理演算を学習する教育実践(教育学部 山本利一教授)

2019/3/12

コンピュータの仕組みの中で、最も基本的な論理演算を、パズルゲームソフト(トライビットロジック:株式会社ハイマックスの協力)を活用して、中学校技術?家庭科(技術分野)の授業で活用する実験事業が、2018年度後期において教育学部山本利一教授の指導のもと、埼玉県北足立郡伊奈町の公立中学校で行われました。

AIやビッグデータ、ロボットなどの技術革新によりかつてないスピードで進行する第4次産業革命に向け、今、世界各国でIT人材の育成が急務となっている。そうした中、日本でも2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されることが、昨春、文部科学省より発表されました。

コンピュータの世界では、足し算?引き算といった私たちが日常生活の中でよく使う四則演算ではなく論理演算というものが重要であり、その論理演算について、パズルゲームを進めながら学ぶものです。

実験事業において、生徒は、1人に1台のタブレットを使いゲーム感覚で、論理演算を学んでいた。現代子らしく、機器の操作に関する戸惑いはなく、論理演算の基本的な仕組み学び取っていた。これまでの学習と比較して、短時間で基本的な知識の習得が可能となりました。

山本教授は、今回の実験事業をとおして「より効果的な活用を今後考えていきたい。特にコンピュータの原理を通して論理的な思考力を育んでいきたい。」と抱負を述べました。

オープニング画面

演算シミュレーション画面

パネルを組み合わせて、バグの持っているスイッチを
「0000」か「1111」にすることでバグを倒す

「NOT(ノット)」解説画面

画像(スマートフォン/アプリ版)提供:株式会社ハイマックス

参考URL

山本 利一(ヤマモト トシカズ)|研究者総覧このリンクは別ウィンドウで開きます

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