加藤有希子准教授が論文を寄稿した展覧会カタログ『ゆらぎ ブリジット?ライリーの絵画』がADC原弘賞を受賞しました
2018/8/23
ADC賞とは
日本を代表するアートディレクター80人で構成される東京アートディレクターズクラブ全会員によって審査される広告賞。2018年度の応募総数は約8000点で、その中からグランプリ1作品、会員賞1作品、ADC賞10作品、原弘賞1作品が選出された。
展覧会にて講演する加藤有希子准教授
参考URL
2018/8/23
ADC賞とは
日本を代表するアートディレクター80人で構成される東京アートディレクターズクラブ全会員によって審査される広告賞。2018年度の応募総数は約8000点で、その中からグランプリ1作品、会員賞1作品、ADC賞10作品、原弘賞1作品が選出された。
展覧会にて講演する加藤有希子准教授
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「ゆらぎ ブリジットライリーの絵画」の書影
教育機構基盤教育研究センターの加藤有希子准教授は、19世紀の新印象派画家ジョルジュ?スーラと20世紀のブリジット?ライリーとの関係を研究しており、4月14日~8月26日までDIC川村記念美術館で開催されている展覧会「ゆらぎ ブリジット?ライリーの絵画」では、そのカタログに「ライリーとスーラ――日本的、あるいは生命と非生命のあいだで」と題した論文を寄稿するとともに、「ライリーとスーラ――21世紀を考えるヒント」と題した講演会を行い、ライリーとスーラに共通する"孤独を見つめる姿勢"に、21世紀を生きる私たちへのヒントを読み解きました。
このたび、この展覧会のカタログが、わが国の優れたデザインプロダクトに贈られる2018年度ADC(Tokyo Art Directors Club) 原弘賞を受賞しました。
このカタログは、2018年現在、ライリーの最新の基本情報と研究者による論考を日本語で得られる唯一の書籍です。また展覧会に出品された31作品すべての図版が全図および実物大の部分拡大で見られることが、特筆すべき点となっています。埼玉大学の図書館にも所蔵していますので、皆さん是非ご覧ください。