理学部 FACULTY OF SCIENCE  自然の仕組みと向き合う

「第1、2回理学部HiSEP特別セミナー」(2013.5.9 5.10)を開催します。

埼玉大学理学部HiSEP(平成24年度文科省理数学生育成支援事業)では以下の特別セミナーを開催します。

 第1回特別セミナーでは群馬大学 重粒子線医学研究センターから講師をお招きし、加速器を用いた重粒子線による治療について、物理学、生物学的な立場から解説していただきます。
 第2回特別セミナーは埼玉大学大学院理工学研究科で学ぶ女子学生の皆さんに、研究生活、大学院生活、将来の進路などについて特に理系学部女子学生の皆さんへのメッセージとしてお話をお願いしました。また後半は昨年度HiSEP短期海外研修で渡航した学部学生の皆さんにその研修報告をしてもらいます。短期間の研修?見学プログラムのなかで得られたこと、今後の勉強/研究への影響など、自由に話してもらいます。

理学部1-2年生を対象にしていますが、他学部の皆さんの参加もお待ちしております。

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【第1回特別セミナー】「重粒子線治療と関連する物理と生物学的研究」

  
講演者:群馬大学 重粒子線医学研究センター
    金井 達明 教授  (物理学部門) 
    吉田 由香里 助教 (医学生物学部門)

日時: 2013年5月9日(木) 13:00-14:30

場所:埼玉大学 シアター教室

概要 重粒子線治療は米国ローレンスバークレー研究所におけるパイオニア的研究に始まり、放医研およびドイツGSIに受け継がれ、本格的な炭素線を用いた治療が行われ ています。特に放医研では現在までに7000人以上の患者を治療し非常に良好な治療結果を得ています。この非常に有望な先駆的研究を受けて、群馬大学でも炭素線を用いた重粒子線治療が2010年から開始されています。 重粒子線治療は、臨床的には非常に良い結果を得ていますが、科学的には解明すべき点が多々残されています。より高精度で効率的な重粒子線治療を実行していくためには、物理的?生物学的研究が重要になってきます。

【第2回特別セミナー】
「理工学研究科での研究と生活、そして将来の夢
~女子大学院生(修士2年生)の視点から~
  
講演者:「理学部から教員を目指す」関澤 紀子さん(博士前期課程基礎化学コース)
    「数学科の生活」高倉ひかるさん(博士前期課程数学コース)
    「物理学科の私の生活」照屋絵理さん(博士前期課程物理学コース)

「グローバル対応への準備としての海外体験 ~HiSEP海外研修で得たもの?感じたこと(米国/ユタ大学 韓国/浦項工科大学?高麗大学)~

講演者:物理学科  森田佳恵 中村有希 茂櫛健太郎 小林達矢
    基礎化学科  浜田純平 石田直也 菊池 栞
    分生生物学科  中村麻由子 矢口香織 岡本優子
    生体制御学科  加藤圭土 竹見祥大 

日時: 2013年5月10日(金) 14:40-16:10

場所:埼玉大学 理学部講義実験棟 1番教室

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