理数学生育成支援事業は、理数に優れた能力?意欲を持つ学生を評価し、大学1~4年次を通じ、特別のカリキュラム?セミナー?早期研究室配属等の機会を体系的に提供する大学学部の取組を支援するものです。これは文部科学省による平成23年度からの新規事業で、本年度は平成23年6月1日から7月1日までの公募期間に32件の申請があり、8月はじめのヒアリングを経て、埼玉大学を含む6大学が採択されました(2011.8.23)。
支援期間は今年度から4年間です。
埼玉大学の申請事業は
「ハイグレード理数教育プログラム(HiSEP)」
でその概要は
「理数分野で特に高い学習?研究意欲を有し、基礎学力を備えた学生の「研究者の芽」を育て、大学院における高度な研究活動で開花させるために、学部4年間を通した高度な理数教育プログラムを提供します。特別セミナー?先端実験?ディベート?プレゼンテーションといった多彩な教育機会を用意し、基礎から応用へ学力向上を図るとともに、早期の研究室配属により研究面での企画?実施?解析能力を身につけ、それに関連したスキルを学んでいきます。本プログラムではあわせて理学に関わる広い見識と、豊かな国際性と社会性をはぐくむことも重視しています。インターンシップ?アウトリーチ活動や科学英語教育?短期海外留学制度?外国人研究者セミナーを活用して、学問知識と研究能力のみならず、広い視野を持つ学生の育成を行っていきます。」
今年度は9月より、来年4月からの本格実施にむけて、支援室?学生セミナー実習室のインフラ整備、教育設備?教育資源の開発、そして特別講演会、セミナー、アウトリーチ活動と試行とプレ企画を実施していきます。
本事業の詳細(公募概要)はこちら(文部科学省のホームページへ)をご参照ください。
HiSEP事業に関しては、10月末をめざしてHPの開設を準備中です。
[問い合わせ先]
埼玉大学理学部学務係 TEL 048-858-3345
担当教員 教授 永澤 明
担当教員 教授 井上直也
事業概要図