saidaiseeds2016-17
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埼玉大学研究シーズ集2016-17■?研究概要■?産業界へのアピールポイント■?実用化例?応用事例?活用例複雑系フォトニクスで、情報通信技術の未来を創ります。複雑系フォトニクス、レーザ、カオス、情報セキュリティ、光通信、乱数、暗号、秘密鍵配送、人工知能、リザーバコンピューティングキーワード【最近の研究テーマ】●戻り光を有する半導体レーザにおけるカオスとダイナミクス●結合されたレーザ間におけるカオス同期●非線形システムにおけるコンシステンシー??http://www.au.ics.saitama-u.ac.jp/内田 淳史 教授大学院理工学研究科 数理電子情報部門 情報領域 近年、「複雑系フォトニクス」と呼ばれる研究分野がとても注目を浴びています。複雑系フォトニクスとは、複雑系(カオス)とフォトニクス(レーザ)の研究分野が合わさった学問分野のことです。 複雑系フォトニクスの応用として、高速な物理乱数生成に関する研究を行っています。乱数とはランダムな数字の列のことであり、情報セキュリティ分野や大規模数値シミュレーション分野において必要不可欠な技術です。レーザで発生するカオス出力を用いることで、高速なカオス振動出力を生成できるため、高速かつランダム性の高い乱数生成が実現可能です。当研究室では、世界最速となる毎秒1.2兆個(1.2 Tb/s)の乱数列の生成に成功しています。 その他にも、情報理論的セキュリティに基づく相関乱数秘密鍵配送方式と呼ばれる、新たな情報セキュリティ方式の研究を行っています。また近年、リザーバコンピューティングと呼ばれる新たな人工知能に関しても研究しています。●世界最速の高速物理乱数生成●情報理論的に安全な秘密鍵配送方式と情報セキュリティ●リザーバコンピューティングを用いた人工知能●高速物理乱数生成器の開発●新たな情報セキュリティ技術の開発●光を用いた人工知能システムの開発〈レーザカオスを用いた高速物理乱数生成装置〉情報通信技術51
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