saidaiseeds2016-17
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埼玉大学研究シーズ集2016-17■?研究概要■?産業界へのアピールポイント■?実用化例?応用事例?活用例ギガヘルツ電波を有効活用するフィルタデバイス【最近の研究テーマ】●マイクロ波?ミリ波フィルタの回路合成法?設計法に関する研究●チューナブル?リコンフィギャラブルフィルタに関する研究●フィルタリングアンテナ(フィルテナ)に関する研究●最適化手法を用いたマイクロ波デバイスの自動設計に関する研究??http://sirius.reso.ees.saitama-u.ac.jp/大平 昌敬 准教授大学院理工学研究科 数理電子情報部門 電気電子システム領域マイクロ波、ミリ波、フィルタ、アンテナキーワードスマートフォンなどで情報をいつでもどこでもワイヤレスで享受できることは今や当たり前です。それに欠かせないのが「電波」です。電波は衛星通信やレーダー、医療などの様々な場面で使われ、現在の日常生活や産業界を支えています。電波はその周波数によって適した用途があり、特に情報通信ではマイクロ波帯(ギガヘルツ帯)と呼ばれる周波数が適しています。このように、電波の活躍する場面が増えれば増えるほど周波数はどんどん足りなくなっています。これはまるで石油や石炭と同じように資源が枯渇してくる状況に似ています。つまり、電波の周波数は人類が共有して使える資源の一つなのです。電波資源を有効活用にするためには、用途に応じて必要な周波数の信号だけを選択的に取り出すことのできるデバイスが必要不可欠です。われわれの研究室では、周波数のフィルタリング機能を持つ「マイクロ波フィルタ」と呼ばれる電磁波デバイスの研究を行っています。本研究室は世界トップクラスのフィルタ技術を有しています。●マイクロ波フィルタの最新の回路合成理論?構造設計法を用いて、仕様に応じて様々なフィルタ特性を有する各種フィルタを設計できます。●構造設計後のマイクロ波フィルタから全ての回路パラメータを抽出?評価できます。設計後のチューニングに大変有用です。●現在、次世代通信に求められる新しいフィルタデバイスの創出を目指しています。●導波管型?平面型フィルタなどの各種バンドパスフィルタの設計開発●周波数特性からマイクロ波フィルタの回路パラメータを抽出する手法の開発●マイクロ波フィルタの最新理論を組み込んだ回路合成ソフトウェアの開発〈設計開発したマイクロ波フィルタの一例〉情報通信技術42
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