和装から学ぶ日本文化-木村路子先生を招いた講義を開催-
2024/11/6
日本人学生?留学生がともに学べる「国際共修授業」として開講されている「Introduction to Japanese Culture」。この科目は、日本文化や芸術に造詣の深い方々を講師に迎え、第一線で活躍する方々から直接お話しを伺うことができるだけでなく、体験や議論を通じて理解を更に深めることができることから、将来グローバルに活躍したいと願う学生や多くの留学生が受講しています。
10月31日(木)の講義では、和装を通じた国際交流に尽力されている木村路子先生をお招きし、着物と和装の歴史について学びました。
日本の学生の中には七五三や成人式で着物を着る機会があった学生もいましたが、木村先生からは着物や和服にはさまざまな種類があることをご紹介いただきました。男性の正装、女性の振袖、黒留袖、色留袖などの種類に加え、家紋や日本の伝統色を用いた染色技法、全国各地の主要な着物産地における染物や織物の特徴についても、丁寧な説明がありました。また、3名の留学生がそれぞれの伝統衣装を披露し、その由来や用途についても説明してもらいました。当日はハロウィンということもあり、ユニークな仮装をした学生も多く、華やかな衣装に包まれた和やかな雰囲気の中での講義となりました。