駐日モロッコ大使来校 学長表敬訪問および学生に講義を実施-文化や産業など魅力を紹介
2024/5/28
5月23日(木)、ラシャッド?ブフラル駐日モロッコ王国大使が来校され、学生へ講義を行いました。大使の来校は昨年に続き5回目です。
講義の前、ブフラル大使は坂井学長を表敬訪問されました。学長表敬では、市橋秀夫 副学長(国際?グローバル教育担当)、加藤基 顧問(埼玉大学フェロー)、小中鉄雄 教授(研究機構研究企画室)が参加し、ブラフル大使から2023年9月モロッコ地震での緊迫した当時の状況や、大使の日本滞在中のエピソードなど、様々な話題についてお話しいただき、終始有意義な会談となりました。そして、本学協定校であるモロッコ?モハメッド5世大学との学術交流協定更新時にいただいたブフラル大使の多大な貢献に対して、坂井学長より感謝の言葉が伝えられました。
続いて、教養?スキル?リテラシー科目「Introduction to International Relations」の講義を行いました。まず、モロッコと日本の意外な共通点の紹介から始まりました。日本が「日出づる国」と称される一方で、モロッコは「日が沈む国」と呼ばれていることや、両国には書道、伝統衣装、食事前の手洗い、家に上がる際の靴脱ぎなど、共通する文化が多いことを説明いただき、両国の文化の豊かさを強調しました。また、モロッコの産業やインフラ開発、教育?スポーツ?エンターテイメントなど多方面についての特色のほか、モロッコの観光地についても触れ、世界遺産の「フェズ」、現代都市と歴史的都市が共存する首都「ラバト」、近年話題となっているインスタ映えする青い街「シェフシャウエン」などの美しい街並みや建築を紹介されました。
講義の最後には学生たちにサプライズが用意されており、くじ引きによる抽選で、モロッコの魅力が詰まった美しいデザインのコースター、キーホルダーやコスメ商品が受講者へプレゼントされました。会場は盛り上がり、当選者が発表されるたびに歓声が上がりました。講義で得た知識だけでなく、思いがけないプレゼントを通じてモロッコの魅力を肌で感じることができた学生たちからはブフラル大使のお心遣いに感謝の意が寄せられ、講義はより有意義なものになりました。