教育学部附属特別支援学校の生徒から学長へ来客用ノベルティが納品されました
2024/3/29
2月13日(火)、教育学部特別支援学校高等部の生徒らが本学を訪れ、作業学習の授業で製作したドリップパックコーヒー、スウェーデン刺繍のコースター、コーヒー豆のサシェ(消臭袋)、くるみボタンのマグネットやブローチといった作業製品を納品しました。
本学では今年度から、高等部の生徒が作業学習で製作した作業製品を大学の来訪者へお渡しするノベルティとして採用しています。これまでも学長や役員とオンライン会議を行い、製品のプレゼンテーションを行い、希望を聞いて製品づくりに生かすなど、発注段階から連携して進めてきました。
第2回の納品となったこの日は、珈琲班が作ったドリップパックで淹れたコーヒーを、手工芸班が作ったコースターに乗せて坂井学長ら役員に提供。
珈琲班からは、前回の会議で希望があった賞味期限を延ばしたこと、手工芸班からは、製品を個包装にし、製品名と説明を書いたカードを入れるようにしたことなどの報告があったほか、まっすぐに縫うのを頑張った、刺繍の色が重ならないように工夫した、など製品に込めた思いが直接伝えられました。
坂井学長からは、生徒たちに「第1回の納品分も丁寧に作られていて感心したが、さらにデザインなどグレードアップしているように思う。ノベルティ作りを通して、どうしたら上手くいくか考えて工夫すること、友達と協力して作り上げることを大切にしてほしい」というお話がありました。また、松田理事?事務局長は「前回の会議で要望したコースターのサイズをしっかり改善してくれた。大学ではお客様にお渡しして、学校で行われていることのPRもしていきたい。」と述べました。
本学は、多様性と包摂を尊重するダイバーシティ環境の推進に取り組んでおります。未来の共生社会の主人公として、一人でも多くの生徒が、卒業後には県内企業や事業所で活躍できる人材の育成を目指した教育?研究に取り組んでいる特別支援学校を、今後も支援していきます。