皆で創ろう新しい日本 東京藝術大学 三田村有純名誉教授をお招きした講義
2024/1/31
日本人学生?留学生がともに学べる「国際共修授業」として開講されている「Introduction to Japanese Culture」。この科目は、日本文化や芸術に造詣の深い方々を講師に迎え、第一線で活躍する方々から直接お話しを伺うことができるだけでなく、体験や議論を通じて理解を更に深めることができることから、将来グローバルに活躍したいと願う学生や多くの留学生が受講しています。
1月25日(木)の授業では、東京藝術大学参与 三田村有純名誉教授をお招きし、「皆で創ろう新しい日本」と題して講義を行いました。
講義ではまず、文化とは古くは平安、鎌倉、室町、江戸時代に及ぶまで様々な担い手がおり、時代とともに移り変わりながら常に日本人の精神を示すものであることなどの説明を受けました。続いて三田村先生から「和の文化 九十九(ツクモ)の問」と題し、日本の文化を象徴する「言葉」を1つ発表するという課題が出され、グループで話し合いました。
発表では、日本人はまじめでおとなしいイメージがあるとの意見を受けた「謙虚」や「おとなしい」「もったいない」などの言葉が選ばれるとともに、「神社」「江戸時代」「道」などの言葉も選ばれ、とても印象的でした。
三田村先生からは、「文化というのは変わっていく。各国の文化が交流することで新しい日本の文化が生まれます。それを作っていくのはいまここにいる皆さまなのです。」と学生の背中を押す言葉をいただき講義を締めくくりました。