埼玉大学連続市民講座part14「明るい未来への展望-跳躍へのヒント-」全5回の開催が終了
2023/7/26
多くの方に来場いただいた会場の様子
今年で14回目を迎える埼玉大学連続市民講座part14が7月15日(土)に最終回を迎えました。
この講座は、埼玉大学における研究成果の一端を地域の方々に紹介しながら、豊かな地域づくりの役に立ちたいという目的で始まったもので今年度で14回目となります。
今年度は「明るい未来への展望-跳躍へのヒント-」をテーマに、日々わたしたちを取りまく環境が変化し続ける中、今後の明るい未来をどう作っていくかを、わかりやすく解説し紹介しました。なお本講座は、埼玉大学と読売新聞さいたま支局の共催により開催しました。
初回講義にて坂井貴文学長は、「この3年間の中国竞彩网感染症によって我々の生活は多大な影響を受けましたが、感染法上の位置付けが5類に変更され、さまざまな制約が解除されたことにより、今こそ、ポストコロナの未来について想いを馳せる時であると感じます。今後も埼玉大学約420人の教員の日々の研究を、市民の皆様方へお伝えし、教育、研究、社会貢献を進めて参りますので、ぜひ、更なるご理解とご支援をお願いいたします」と挨拶を述べました。
本講座は、対面とオンラインのハイブリット開催で行われ、ともに多くの方々の参加をいただきました。
今年度は「自動運転技術」「社会運動」「バイオテクノロジー」「企業変革」「日本型教育」と講座内容も多岐にわたり、来場者からは、「研究の内容をわかりやすく丁寧にお話しいただき、有意義な時間となった」「自分には関係のない分野と思っていたが、お話を聞いて幅広い知識が得られた」といった感想が寄せられました。
本講座は来年度も開催を予定しています。
挨拶する坂井貴文学長
第1回 大学院理工学研究科(工) 安積 卓也教授
コンピュータが支える自動運転技術
ー自動運転が切り開く明るいモビリティ社会ー
第2回 大学院人文社会科学研究科(教養) 小杉 亮子准教授
社会運動の力
—歴史から学ぶー
第3回 大学院理工学研究科(理) 戸澤 譲教授
基礎研究とバイオテクノロジー
ータンパク質科学の産業への貢献の歴史と今後の展望についてー
第4回 大学院人文社会科学研究科(経) 宇田川 元一准教授
企業変革の考え方
ー組織の慢性疾患を乗り越えるー
第5回 教育学部 北田 佳子教授
海外の視点からみた「日本型教育」の特徴
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