和食(日本食)とは? 日本料理「賀茂川」店長 長谷川 裕志 氏をお招きした講義を開催
2022/1/27
講義後の記念撮影
日本人学生?留学生がともに学べる「国際共修授業」として開講されている教養学部の専門科目「Introduction to Japanese Culture」。ホームページでは講義の様子を毎週お伝えしています。
1月20日(木)の授業では、川口の日本料理店「賀茂川」店長 長谷川裕志 氏をお招きし、「和食とは-日本の国土?風土の中で独自に発達した料理」と題した講義を行いました。年明けからお正月のお節料理、1月7日の七草粥等、日本伝統の和食を食べた方も多いのではないでしょうか。今回の授業では、新年の料理やお食い初め料理などの紹介や日本料理の特徴、日本食の歴史や文化、西洋料理のブイヨンと日本料理の出汁の違い等についてお話しいただき、日本料理の奥深さを学びました。
また、料理人の方が食材や道具に感謝し、供養する場として、玉子塚や海老塚、包丁塚といった場所があることも教えていただき、いただいた命、日ごろから使っている道具、すべてのものに感謝する心をもつ日本料理の心に触れました。
講義の最後には、「家庭の味」や「郷土料理」を学生が紹介し、「おばあちゃんがみたらし味が好きで、みたらし味の煮物が出てきたりした」「ウクライナの私が住んでいる地域は魚料理が有名で、にんにくのソースと一緒に魚をたべます」「タイ料理は辛い料理が多いけれども、辛いだけでなく甘酸っぱい味も多くあるんですよ」「愛媛は鯛めしがおいしいです」等、様々な料理や味が紹介されました。
日本料理店「賀茂川」店長 長谷川裕志 氏
鰹節削りに挑戦!