埼玉大学教養学部ミュージアム?カレッジ2021「渋沢栄一とその時代」を開催しました
2021/12/27
埼玉大学教養学部は、隔年で埼玉県立近代美術館及び埼玉県立歴史と民俗の博物館との共催で「ミュージアム?カレッジ」を実施しております。
今年度は埼玉県立歴史と民俗の博物館共同企画で、11月26日(金)から12月17日(金)の期間、ミュージアム?カレッジ2021「渋沢栄一とその時代」と題した全4回の講演を行いました。
今回の公開講座では、日本における豪商や実業家による文化事業?社会事業の伝統について、歴史を遡って確認しつつ、渋沢や同時代の実業家たちの実績を紹介することで、その矜持に迫りました。
全4回の講演で延べ約248名の方にお集まりいただき、受講者の方も熱心にお話を聞いておられました。
講演後にご協力いただいたアンケートでは、「渋沢栄一の実業家としてのすばらしさがよくわかった」「渋沢栄一の文化事業?社会貢献?文化?外交について大変よく理解できた」などの感想が寄せられました。
第1回 11月26日(金)
「日本の商人?実業家による文化事業?社会事業の伝統」
大学院人文社会科学研究科 井上智勝 教授
第2回 12月3日(金)
「渋沢栄一のまなざし―社会事業と平和活動―」
埼玉県立歴史と民俗の博物館主任専門員兼学芸員 杉山正司 氏
第3回 12月10日(金)
「大阪の豪家と文化事業」
大阪歴史博物館主任学芸員 中野朋子氏
第4回 12月17日(金)
「渋沢栄一と美術」
埼玉県立歴史と民俗の博物館学芸員 井上海 氏
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