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2021年度ニュース一覧

英語で学ぶ仏教と神道-平泉公式ガイドVincent Cumming 氏を招いた講義を開催しました

2021/12/6

講義後の集合写真

日本人学生?留学生がともに学べる「国際共修授業」として開講されている教養学部の専門科目「Introduction to  Japanese Culture」。ホームページでは講義の様子を毎週お伝えしています。

12月2日(木)の講義では、世界遺産である平泉に10年以上住まわれ、平泉公式ガイドも務めるVincent Cumming氏を講師としてお招きし、「An Introduction to Japanese Buddhism and Shintoism」と題した講義を行いました。

講義では、仏教の誕生、仏陀の教え(四諦や八正道)、因果応報や十二因縁、仏教伝来、日本における宗派についてお話しいただいた後、五輪塔や宝篋印塔といった、お寺でよく見られる仏塔をご紹介いただきました。また松尾芭蕉が平泉を訪れ、高館(たかだち?源義経が奥州藤原氏に身を寄せた際の居城)に上った際に、奥州藤原氏の栄華の儚さや義経の最後をしのび読んだ「夏草や 兵どもが 夢のあと」の俳句をご紹介いただきました。

その後、神道についても説明いただくと共に、ヴィンセント先生がガイドを務められている平泉の中尊寺や奥州藤原氏についてもお話しいただき、マルコ?ポーロが東方見聞録の中で伝える「黄金の国ジパング」は、中尊寺金色堂がモデルになっているという一説があることなど、平安時代に日本第二の都市として繁栄した平泉についてお話しいただきました。

今回、Vincent先生は岩手県奥州市のご自宅から授業に参加。一連の講義では初めて、先生がリモートという環境でしたが、学生はいつもどおり教室や自宅から受講し、大変スムーズに授業が進行しました。

ヴィンセント先生にはご自宅の平泉から
オンラインで講義いただきました

中尊寺金色堂についても講義いただきました

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