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日本の心を作法から学ぶ -角田理友 先生を招いた講義を開催

2021/11/15

講義後の記念撮影

 日本人学生?留学生がともに学べる「国際共修授業」として開講されている教養学部の専門科目「Introduction to  Japanese Culture」。ホームページでは講義の様子を毎週お伝えしています。

 11月11日(木)の授業では、華道と茶道の師範でもいらっしゃる角田 理友 氏をお迎えし、日本の作法について学びました。講義はまず角田師範の元で学ばれた佐藤師範から国によって作法やマナーが異なるが、お互いが気持ちよく過ごせるように気遣うという点では同じであること、今回は日本の文化を深く学ぶことをお話いただきました。靴の脱ぎ方や日本間の上座の位置、襖?障子の開け方等について、ビデオや図を見ながらクイズ形式で講義が進み、良い作法とは何かを考えました。角田師範からは「人を敬うという気持ちを常に持っていると、自然と作法もついてきます」とアドバイスをいただき、講義後半の実践編へ授業を進めました。

 実践では5名の学生が来客時のお茶の出し方を、もてなす役とお客様役に分かれて実践しました。もてなし役の学生は、レストラン等では飲み物をサービスする際には飲み物を運ぶお盆を手に持ちながら出しますが、日本の作法では一度お盆を下座側においてから両手でお茶を出すこと等を学びました。また、お客様役の学生は、お茶を出された側はお茶の蓋をどのように扱うか、飲む際はどのように飲めば良いかを学びました。

 作法は自分を良く見せるためのものではなく、相手やものに対する心遣いであると学んだ受講生。日本文化の奥ゆかしさを改めて感じた講義となりました。

角田理友氏

日本の作法を実践してみましょう!

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