第6回(2019年度)澤柳政太郎記念東北大学男女共同参画奨励賞に、「埼玉大学みんなのトイレプロジェクト」が選ばれました!
2019/10/31
2020/1/16追記 贈呈式及び受賞課題発表の様子
このたび、第6回(2019年度)澤柳政太郎記念東北大学男女共同参画奨励賞に、本学教育学部の学生が中心となって進めている「埼玉大学みんなのトイレプロジェクト」が選ばれました。
12月21日(土)に、東北大学にて行われた男女共同参画シンポジウムで、受賞課題の発表が行われましたので、その様子と合わせてお届けします。
贈呈式及び受賞課題発表の様子(開催日:2019年12月21日)
- 記念撮影
- 贈呈式
- 受賞講演を行う岩浪さん
第6回(中国竞彩网元年度)澤柳政太郎記念東北大学男女共同参画奨励賞 受賞課題
課題名 | 埼玉大学におけるダイバーシティ環境整備としての「みんなのトイレ」プロジェクト |
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受賞者 | 埼玉大学みんなのトイレプロジェクト |
受賞理由 | 同グループは、学生が主体的に活動に取り組み、ジェンダーとセクシュアリティについての学びを実践につなげようという活動が、単なる「トイレ問題」への取り組みでなく、大学内の多様性について大学構成員が認識し、考えることを促進することにつながっている点が高く評価できる。今後より一層の活躍が期待でき、奨励賞として顕彰する。 |
■澤柳政太郎記念東北大学男女共同参画賞(通称:沢柳記念賞)について
【主旨及び目的】
東北大学は初代総長であった澤柳政太郎により打ち出された「門戸開放」という理念のもと、1913 年(大正2年)に全国に先駆けて女子に帝国大学の門戸 を開きました。澤柳政太郎記念東北大学男女共同参画賞(通称:澤柳記念賞)はこの初代総長の名前にちなんでおり、男女共同参画社会を目指す活発な取組 の一助となるよう、アカデミアにおける男女共同参画の先駆けとして各分野で活躍し多大な貢献をされた方々を選考し顕彰いたします。 今年度も下記の要領で募集いたしますので、推薦をお願いいたします。
【種類】
A:澤柳政太郎記念東北大学男女共同参画賞 東北大学内外に関わらず男女共同参画に関する研究や活動について、特段に優れた成果を挙げている個人又はグループ
B:澤柳政太郎記念東北大学男女共同参画奨励賞 東北大学内外に関わらず男女共同参画に関する研究や活動について、顕著な成果を挙げている、あるいは顕著な活動を行っており、今後一層の成果や活躍が期待される若手(42歳以下)の個人又は若手で構成されるグループ
?受賞は上記 A、B 各1件の合計2件です。
?選考委員会にて受賞者を決定いたします。
※第6回(2019 年度) 澤柳政太郎記念東北大学男女共同参画賞 公募要項より抜粋
プロジェクトメンバーの学生からのコメント
本プロジェクトは、田代美江子教授のもとでジェンダー平等や性の多様性をはじめとする「人権」について学んできたゼミ生が中心となり活動しています。学内のダイバーシティ環境整備の一環としてまずはトイレの問題を考えることからスタートしました。性を問わず「みんな」が使いたいときに自由に利用できるトイレを目指して「みんなのトイレマーク」を制作し、学内にあるすべての多目的トイレにピクトを設置しました。
私たちの活動は、学内のダイバーシティ環境整備の一環としての成果のみならず、私たちのゼミでの学びを「実践」する貴重な機会となっています。
今後は広報に力を入れ、学内外への認知度を高めることを目標とし活動をしていきます。独自のトイレマークを設置するだけではなく、「みんな」で埼玉大学内のダイバーシティについて考えていく契機としたいです!
「むつめ祭」での活動の様子
トイレパネル設置の時の写真
NWECでのワークショップの様子
NWECでのワークショップの様子
参考URL