第17回学生フォーミュラ日本大会2019 に本学学生サークル FPSUが出場!
2019/9/20
第17回学生フォーミュラ日本大会2019が8月27日(火)~31日(土)の日程で、エコパ(静岡県小笠山総合運動公園)で開催され、本学学生サークル「Formula Project SU-spirited(FPSU)」が3年連続出場し、総合順位12位ならびに特別表彰として日本自動車工業会会長賞(全ての静的?動的審査に参加し、完遂?完走しているチーム)を受賞しました。
大会を終えてチーム全員での記念撮影 エコパにて
学生フォーミュラ大会は、2003年から公益社団法人自動車技術会の主催(後援:文部科学省、経済産業省、国土交通省ほか)で開催。本大会は、フォーミュラスタイルの小型レーシングカーを学生がチームを組んで企画?設計?製作したものを持ち寄り、車の走行性能だけでなく車両コンセプト?設計?コスト審査などものづくりの総合力を競うとともに、自動車技術ならびに産業の発展振興に資する人材を育成することを目的としています。参加は国内有数の大学のほか、アジアを中心とするチームを含む、90チームが出場しました。
【参加について】
参加車両は、学生が構想?設計?製作したもので、FormulaSAE®のルールに準拠して作られたものです。車両の構成部品についても、安易に市販品等を用いるのではなく、できる限り学生自らが製作することをモットーにしています。 また、プロの技術者?研究者から情報を入手することは許容していますが、設計を決定したり設計図を書いてもらってはいけないことにしています。
安全面については厳格で緻密なルールにしていますが、学生たちの知識や独創性や構想力が大いに発揮できるように、安全要件を除いた設計上の制約は必要最小限にしています。
参加資格は、大学院、大学、短大、高専、又は短大相当の専門学校の学生が対象です。なお、競技会の7ヵ月前までに卒業した方は参加資格を有します。
アクセラレーション走行後
スキッドパッド(8の字)コース走行
デザイン審査
大会にてマシン整備中
2019年度プロジェクトリーダー 鈴木雄貴(工学部4年)さんからのコメント
今年度は参戦3年目となり、昨年度のマシンSU-02で全競技完走を果たしたことから、的確にSU-02の問題点を改善し、速く走れるマシンを作ろうということが目標でした。
メンバー構成としては、新2年生が12名と最も多く、本格的な活動参加が初めてではありましたが、設計?製作の中心を担ってもらいました。彼らの協力もあった結果、昨年より早くマシンの走行練習を開始することができました。マシンの酷使による部品破損もありましたが、更なる修正?セッティングを重ねることができ、ドライバーの腕やマシンの完成度を上げることが出来たと言えます。
結果として今大会では、昨年の総合42位から総合12位(90チーム中)まで成績を上げることが出来ました。最終競技のエンデュランスでは、昨年同様、燃費が不安視されていたため、完走した時には嬉しいものでした。
1年を通してのチーム統括においては、技術面でテクニカルディレクターが大きく主導を取り、私としては運営の方に力を注ぐことができ、よかったと思います。
最後ではありますが、大学関係者を始め、企業?個人スポンサーに御礼を申し上げます。皆様のご支援があり、今年度もチームの存続とマシンの成熟が出来ました。ありがとうございました。
まだ、マシンの課題点はありますので、今後も技術や運営を引継ぎ、さらにマシンをブラッシュアップし、表彰台を目指していきます。
私たちの活動はスポンサーの皆様のご支援で成り立っています。誠にありがとうございます。
参考URL