SU Diversity Seminar 2018「介護セミナー&ランチミーティング」を開催
2019/2/19
2月14日(木)、SU Diversity Seminar 2018, vol.5「介護セミナー&ランチミーティング」を、河野年明氏、今井さちえ氏(ともに地域包括支援センター彩寿苑)をお招きし、埼玉大学研究機構棟2階第二会議室にて開催しました。本セミナーは男女共同参画室の主催で開催したものです。当日は埼玉大学および彩の国女性研究者ネットワーク参画機関の教職員の皆様20名の参加がありました。
次に今井氏から、介護予防事業についてご説明いただきました。これは高齢者ができる限り要介護状態になることなく健康で生活できるよう、自ら介護予防について学んだり、社会参加を支援していく事業です。住み慣れた地域で、元気に自分らしく暮らし続けるためにも多くの高齢者の方に参加してほしいとのお話でした。
会場の様子
また、介護セミナー後は、介護と仕事の両立?介護支援などについて情報交換を行う介護ランチミーティングを開催しました。昼の休憩時間という限られた時間でしたが、「ショートステイの利用」「遠方に住む両親の介護」「特別養護老人ホームへの入所」など多岐にわたるテーマが話題になりました。介護ランチミーティングは今後も定期的に開催していきます。男性?女性?介護経験有無?年齢などに関係なく、どなたでも大歓迎ですのでお気軽にご参加ください。
河野様、今井様貴重なお話をありがとうございました。
参考URL
講師の河野氏(左)と今井氏(右)
まず、河野氏から、介護保険や介護サービスなどについて介護の初心者向けに事例を交えてご説明いただきました。さいたま市の65歳以上の人口は約29万8000人とさいたま市が誕生した2001年から2倍以上に増加しており、介護保険を申請し介護認定を受ける方も年々増え続けているそうです。要介護認定されると、介護保険で様々なサービスが受けられます。また、要介護1~5よりも介護度が軽く、要支援1または2という認定になった場合も予防給付というサービスが受けられます。「介護保険は、様々なルールや手続き、審査など、初めて利用する方にはハードルが高いと思われるかもしれませんが、まずはお近くの地域包括支援センターにご相談ください。」とのお話でした。