ゼミで議論を重ねた政策提言を埼玉県知事に届けた!-知事と学生の意見交換会-
2018/11/6
来場者で満席となった意見交換会の様子
11月1日(木)、本学の学生が、上田清司埼玉県知事に政策を提言する「知事と学生の意見交換会」が開催されました。この取り組みは2010年に始まり、若者の感性を県政に活かすとともに、大学を生きた学習の場とすることを目的に今回で9回目を迎え、これまでに学生たちの提案をもとに実現に至った政策もあります。
【これまでに提言が反映された主な事例】
?インスタグラムを活用し、学生がPR大使となって県産農産物の魅力を発信
?県内公園のウォーキングコースに企業協賛を得て消費カロリー表示看板を設置
?自主防犯活動の活性化のため、県職員有志による「県庁防犯隊」を発足
今回の提言にあたって学生は、埼玉県職員による出前講座(市民向けの政策セミナー等)を聴講したり、現地調査を行いながら政策研究を進め、以下の5つのテーマについて提言をまとめました。
【政策提言のテーマ】
(1)未来への道を拓く?ビッグデータ活用術 (工学部 久保田尚教授ゼミ)
(2)開かれた子ども食堂をめざして?地域交流と共に?(経済学部 江口幸治准教授ゼミ)
(3)「空白の19~24」-政治は僕らにリーチするか-(経済学部 松本正生教授ゼミ)
(4)次世代が誇りを持てる商店街-子どもをつれて、ホシカワ-(経済学部 川端庸子准教授ゼミ)
(5)あなたの一歩が未来を変える!~新?埼玉県コバトン健康マイレージの提案~(経済学部 齋藤友之教授ゼミ)
政策提言を行う学生
政策提言を行う学生
学生の政策提言にコメントする上田知事
総評を述べる上田知事
- 【記念撮影】久保田教授ゼミ
- 【記念撮影】江口准教授ゼミ
- 【記念撮影】松本教授ゼミ
- 【記念撮影】川端准教授ゼミ
- 【記念撮影】齋藤教授ゼミ
このうち、経済学部 齋藤友之教授ゼミによる「あなたの一歩が未来を変える!~新?埼玉県コバトン健康マイレージの提案~」では、既存の「コバトン健康マイレージ」に、ゲーム要素を取り入れて若者を取り込む改善案を提案し、上田知事からは「新しい発想で面白い。実現可能性も高そうで、素晴らしい」と称賛されました。
このほか、「子ども食堂」の食材に子どもたち自身が育てた米などを使う「子ども植堂」の提案や、熊谷市星川商店会の地域活性にかかる提案なども発表されました。
終了後、上田知事と学生による記念撮影もあり、盛会のうちに終了しました。
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