埼玉りそな銀行寄附講義最終回 学生が銀行の新商品をプレゼンしました
2018/8/2
7月24日(火)、本学において埼玉りそな銀行の寄附講義「現代銀行経営論」(全14回)の最終講義が行われました。受講した学生約50人が8グループに分かれ、池田一義社長や本部の役員?部長らにスマートフォンのアプリを利用したサービスを提言しました。
この寄附講義は、本学と同銀行の協定に基づく取組として2008年度から毎年開講され、今回で11回目を迎えました。地域経済?社会におけ「地域金融機関」の果たす役割への理解を深め、将来の地域経済を担う人材の育成を目的として、全学部の学生を対象に実施されています。
今回のテーマは「スマホなどITを活用した近未来の魅力的な銀行商品?サービスの発案」とされ、銀行と投資家をつなぐアプリや、ゲームで投資を学べるアプリ、手軽に家計を管理できる家計簿アプリ等、ユニークなアイデアが出されました。発表後には、池田社長らが評価し、3つのグループが表彰され、高齢者を対象とするオレオレ詐欺等の特殊詐欺被害を防止し、離れて暮らす親の安否確認にも活用できる「高齢者をみまもる君」を提案したグループが最優秀賞を受賞しました。
池田社長は「どのチームも良い提案をしてくれ、プレゼンテーションも良かった。」と総表し、「アプリの提案という無から有を生む作業を通じて、考える機会を持ったことと思います。社会に出ると、答えの無い課題を解決する力が求められます。この力は考えることを繰り返すことで身につくものなので、大学では知識を身につけることとともに、考える力を養ってください。そして、考える際に助けとなる引き出しを多く身につけてください。特に哲学、歴史、文学等のリベラル?アーツに多く触れ、引き出しを増やすことを心掛けてみてください」と学生へアドバイスを送りました。
講義風景
埼玉りそな銀行の池田社長らに提言する学生たち
学生からの提言例
講評する池田社長
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