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女性技術者?研究者になりたい学生をバックアップ! 「女性技術者?研究者による理工系女子応援講座」を行いました

2018/2/19

埼玉県主催、埼玉大学男女共同参画室共催による「女性技術者?研究者による理工系女子応援講座」が、2月6日(火)に本学大学会館ラーニングコモンズにて開催されました。

この講座は、埼玉県内に拠点を有する研究所や企業から理系出身の女性技術者?研究者を招き、現在の仕事に就くまでの経緯や働き方について女子大学生の疑問に応えるものです。今回は、国立研究開発法人 理化学研究所、ボッシュ株式会社、株式会社エンプラスから3名の方にご登壇いただきました。

理化学研究所の永澤生久子さんと株式会社エンプラスの稲岡夏希さんは、日々、研究や実験、分析に取り組んでいる研究者。おふたりとも、研究者という仕事に大きなやりがいを感じて取り組んでいることを語られました。

また、永澤さんは「色々な可能性があってよいと思うので、初めから道を狭めずに、偶然出合ったことを大事してみると道が開けることがある」と話し、集まった学生たちに様々なことを経験することの重要性を説明していました。自身の経験を交えながらのアドバイスは、学生たちも思わず聞き入ってしまうほどの説得力がありました。

登壇者の3名。左からエンプラス研究所の稲岡さん、ボッシュの夏秋さん、理化学研究所の永澤さん

船などの大きなエンジンを開発するプロジェクトの社内外の調整を行う「営業?プロダクトマネージメント」を担当しているボッシュ株式会社の夏秋久美さんは、営業プロジェクトにおいても理工系の知識が欠かせないことを説明しておられました。理工系出身者が研究の現場だけではなく、様々な場で活躍できることを示唆されていました。

講座の後半には、参加学生が3グループに分かれ、登壇者と直接話をする交流会を実施しました。学生からは「学生時代に学んだことが現在の仕事にどう役に立っているか?」などの疑問や就職活動に対する悩みが投げかけられました。それに対し、永澤さん、夏秋さん、稲岡さんの3名は一つひとつの質問に丁寧に答える様子が印象的でした。

講座は終始和やかな雰囲気で進みました。講座終了後には「理工系の女性技術者?研究者の仕事を知る良い機会になった」「とてもためになった」という声も聞かれ、本講座は学生たちにとって非常に充実した機会となりました。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

講座当日は女子学生を中心に20名の学生が集まりました

【参考リンク】

男女共同参画室ウェブサイトこのリンクは別ウィンドウで開きます

「彩の国 女性研究者ネットワークキックオフセミナー ~埼玉大学ダイバーシティ研究環境実現に向けて~」を開催!|ニュースこのリンクは別ウィンドウで開きます

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