山口学長?市橋教養学部長がモロッコを訪問、モハメド5世大学と交流協定を締結
2017/11/14
山口学長と市橋教養学部長は2017年10月31日?11月2日にモロッコのラバトを訪問し、埼玉大学としては初となるアフリカ大陸の大学、モハメド5世大学との大学間交流協定書に署名しました。また、今後の具体的な交流について意見交換を行うとともに、ラバト国際大学での意見交換やモロッコ高等教育省長官との会談、JICAモロッコ事務所の訪問を行いました。
モハメド5世大学では署名式の他、Amzazi学長との会談、Rhachi副学長をはじめとした執行部、人文学部、理学研究所、工学部との意見交換?交流を行いました。署名式には花谷日本大使が出席され祝辞を述べられるとともに、JICAモロッコ事務所の戸島所長も陪席下さいました。今後の具体的な交流として、日本語教育等も含めた人文学部との学術?学生交流,理学研究所を中心とした地震危険度研究センター(仮称)への協力や工学部も含めた学術?学生交流等の可能性を双方で検討していくこととしています。なお、花谷大使には夕食会も開催頂き、モハメド5世大学、ラバト国際大学、埼玉大学の関係者が招待されて、モロッコ?日本の高等教育交流について歓談しました。
- Amzazi学長と山口学長の会談
- 花谷日本大使
- 協定書に署名する両学長
モハメド5世大学Rhachi副学長他との会談
人文学部にて(山口学長の隣がEl Hani学部長、市橋教養学部長)
理学研究所にて(山口学長の隣がBayed副所長)
工学部にて(山口学長の隣がAbidi学部長)
一方、ラバト国際大学では、Benjouad副学長が構内を案内して下さるとともに、他の副学長、学長顧問、学部長や教授陣との意見交換を行いました。ラバト国際大学と埼玉大学の状況が説明された後、今後の具体的な連携を視野に入れた協定締結の可能性を議論しています。
ラバト国際大学Benjouad副学長(左)の説明を受ける
ラバト国際大学での意見交換の様子
さらに、モロッコ高等教育省のAboussalah長官を表敬訪問して日本の高等教育の現状と課題、その中での埼玉大学の取組を説明するとともに、モロッコ?日本の高等教育交流について懇談しました。また、JICAモロッコ事務所に戸島所長を訪ね、モハメド5世大学との実質的な交流を行う上でのJICAのスキームの適用可能性等について種々、具体的な意見交換を行いました。
Aboussalah高等教育省長官との会談
JICAモロッコ事務所での戸島所長、城戸所員との会談
【参考リンク】