第15回全日本学生フォーミュラ大会に本学学生チームが初出場しました
2017/9/19
自ら製作したフォーミュラカーと写る学生たち
9月5日~9日、静岡県の小笠山総合運動公園において第15回全日本学生フォーミュラ大会が開催され、本学学生サークル「Formula Project SU-spirited(FPSU)」が初出場し、上位入賞はなりませんでしたが、大会初出場6チーム(海外チーム含む)で総合得点が最も高いチームに贈られるルーキー賞(ICVクラス)を受賞しました。
全日本学生フォーミュラ大会は、2003年から公益社団法人自動車技術会の主催(後援:文部科学省、経済産業省、国土交通省ほか)で開催。学生自らがフォーミュラカーを構想?設計?製作するなかで、ものづくりの総合力を競うとともに、自動車技術ならびに産業の発展振興に資する人材を育成することを目的としています。今回は日本国内のほか、タイ、中国、インド、バングラディシュ、インドネシアなど海外24チーム含む98チームが出場しました。
FPSUは2015年に同大会出場を目標として設立されました。現在20名の学生が所属し、マシン1号機は「人車一体」をコンセプトに動力班?車体班?マネジメント班の3班に分かれてマシン製作に取り組んできました。初出場の大学には定められた車検を通すことが非常に難しく、ここ数年では皆無でしたが、5名の指導教員、本田技研工業をはじめとしたスポンサーによるご支援もあり、成果を上げることができました。大会後、学生たちは来年の出場に向けてすでに新しいマシンの設計を始めています。
プロジェクトリーダー小林祐太さんのコメント
コースを走行する小林さん(工学部 機械工学科 3年)
しかし、これで終わりではありません。ルーキー賞をいただくことができましたが、おそらくメンバーも今回の結果に満足はしていないと思います。まだまだこれからです。来年に向けて更なる努力を続けていきます。最後になりましたが、ご支援いただいた皆様、本当ありがとうございました。今年の結果に満足することなく来年に向けて頑張りますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
整備に奮闘している学生たち
「人車一体」をコンセプトに制作したマシン「SU-01」
贈られたルーキー賞のトロフィー
トロフィーを手に喜ぶ学生たち
走行の様子が動画でご覧になれます(FPSU YouTubeチャンネル)
【参考リンク】
本学学生フォーミュラサークル「Formula Project SU-spirited」ウェブサイト