埼玉大学連続市民講座part8「埼玉を流れるもの -水と人-」第1回を開催しました
2017/7/27
埼玉大学と読売新聞社さいたま支局との共催による連続市民講座part8「埼玉を流れるもの -水と人-」が7月22日(土)より始まりました。
この講座は、埼玉大学における研究成果の一端を市民の皆さまに紹介しながら、豊かな地域づくりのお役に立ちたいという目的で始まり、今年度で8回目となります。今回の講座は、毎回異なる教員による全6回の講義により、「埼玉」をいわば血液のように流れる「水と人」に着目をし、私たちが住む地域の過去/現在/将来について、一緒に考える内容になっております。
講演する小嶋准教授
今回は、大学院理工学研究科の小嶋文准教授を講師に「安心、安全な埼玉の交通へ向けて」と題した講演が行われました。講演では、日本国内、各国の交通事故死者の状況について、グラフを用いて解説が行われました。その後、自動車と歩行者の交通事故において、自動車の速度と歩行者の致死率に相関があることを示し、欧州の国における「自動車にスピードを出させない工夫」の事例について紹介がありました。日本においても同様の「スピードを出させない工夫」が進められており、小嶋准教授が実際に携わった社会実験に関して、写真?動画を用いて紹介がありました。
当日は、約300名が受講し、時には笑い声もあがりながら終始和やかな雰囲気のまま講演が終わりました。講演後にご協力いただいたアンケートでは、「身近なテーマでわかりやすい」という感想とともに、小嶋先生が紹介した事例を挙げ、「私たちの周りでも導入してほしい」という感想が寄せられました。
当日は、約300名が受講し、時には笑い声もあがりながら終始和やかな雰囲気のまま講演が終わりました。講演後にご協力いただいたアンケートでは、「身近なテーマでわかりやすい」という感想とともに、小嶋先生が紹介した事例を挙げ、「私たちの周りでも導入してほしい」という感想が寄せられました。
熱心に聴講する受講者のみなさん
挨拶する武井和人 副学長(広報?社会連携担当)
次回は9月2日(土)に、大学院理工学研究科の藤野毅准教授による「荒川流域の環境とこれからの管理に私たちがすべきこととは?」と題した講演を行います。どなたでも受講でき、事前の申込みも不要ですので、お気軽にご参加ください。皆さまのお越しをお待ちしております。
【参考リンク】