新元素「ニホニウム」の命名記念式典に山口宏樹学長らが出席-本学大学院生がプロジェクトに参加-
2017/3/30
3月14日(火)、理化学研究所のグループが発見しアジアで初めて命名権が与えられた新元素「ニホニウム」の命名記念式典が日本学士院で開かれました。埼玉大学もプロジェクトに参加しており、現在は、本学大学院生の山木さやかさん(大学院理工学研究科博士後期課程3年)がグループに所属しており、式典には山口宏樹学長、山木さん、鈴木健理学部長、指導教員の山口貴之准教授が出席しました。
式典ではまず、国際純正?応用化学連合(IUPAC)のタラソバ会長が「113番元素がニホニウムと命名された」と宣言し、 理化学研究所の森田浩介グループディレクターから「長きにわたり声援を送ってくださった国民の皆さまへの感謝を込めて命名した」と挨拶がありました。皇太子さまも出席され、研究グループの功績にお祝いの言葉が述べられました。
プロジェクト関係者による記念撮影
森田浩介グループディレクター(前列中央)の後ろに写る山木さん
【命名記念式典にて】左から山口准教授、酒井隆太郎さん(本学在学時プロジェクトに参加)、山口学長、鈴木学部長、秋山隆宏さん(本学在学時プロジェクトに参加)、山木さん
森田浩介グループディレクター(後列中央右)と現在のスタッフ(後列左:山木さん)【提供:理化学研究所】
研究に参加した山木さんのコメント
命名権が我々のグループに与えられることになったときは、半信半疑な気持ちと共に、ついにこのときが来たんだなという気持ちが込み上げました。理研に昔からいる方たちの喜びようは相当なもので、その様子を見てこのプロジェクトに参加できてよかったと感じました。実験中は長時間のシフトなど大変な場面もありましたが、特別な経験ができ、本当に幸せでした。
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