埼玉大学広報研修を開催しました
2016/11/2
10月20日、埼玉大学広報研修を開催しました。この研修は、大学構成員が大学の強みや魅力を理解し、一人ひとりがステークホルダーに対し情報発信者となるべく視点を持つことを目的としたもので、第1回目は株式会社アローコーポレーション代表取締役会長の井上康男氏を講師にお招きし、「大学における入試広報について-高等学校の現状を踏まえて-」をテーマに講演いただきました。
講師の井上氏
研修会場の様子
井上氏からは、18歳人口の減少から予測される入試動向や、高等学校別の合格者の推移について説明があり、大学情報誌の出版を手がけてきたこれまでの経験を基に、財政状況が厳しい中での広報戦略として、高等学校に出向いて説明することの重要性や、高等学校がどういった情報を求めているかなど、広報活動のポイントや大学案内?学部案内を作成する上でのアドバイスがありました。
出席者からは「高校生が在学生や卒業生のメッセージを重視していないことは意外であり、何か理由があるのか。」「大学の雰囲気が進学先の決め手になるが、具体的にどういったところか。」と質問がありました。
今回の研修は、各学部?研究科より学部長をはじめ、入試担当?広報担当の教職員を中心に60名が出席し、大学全体として情報発信の視点を共有する場となりました。