埼玉大学連続市民講座part7「埼玉の”いま”を知り、未来を考える」第3回を開催しました
2016/10/10
埼玉大学と読売新聞社さいたま支局との共催による連続市民講座part7「埼玉の“いま”を知り、未来を考える」の第3回を9月24日(土)に開催しました。
今回は教育学部の宗澤忠雄准教授を講師に「共に生きる街を創る-さいたま市ノーマライゼーション条例づくりから-」と題した講演が行われました。宗澤准教授は、「障害」のある状態を、疾患や特定の機能形態のある人と環境との相互作用によって生じる生活上の困難と捉えると、誰もが生涯のうちに一度は経験する状態であり、障害のある人が「一部の少数者」ではないことを説いたうえで、市民参加により作り上げてきたノーマライゼーション条例の精神や内容について解説しました。
当日は、さいたま市民を中心とした約200名が受講し、熱心にメモをとりながら受講する姿が数多く見られました。講演後にご協力いただいたアンケートでは、条例の存在や成立過程を初めて知った受講生からの「この活動を多くの方々に知ってもらいたい。」との感想が多く寄せられました。
講演を行う宗澤准教授
会場の様子
次回は、10月22日(土)、山下勇一名誉教授による「インターネット上のデータから見た埼玉-データベースとソフトウェアの活用を通して-」と題した講演を行います。
どなたでも受講でき、事前の申込みも不要ですので、お気軽にご参加ください。
なお、当日は手話通訳も行われます。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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