「埼玉大学出張市民講座in桶川」で大学院理工学研究科 坂井貴文 教授が講演しました
2016/10/7
9月19日(月)、桶川市主催「埼玉大学出張市民講座in桶川」が開催され、大学院理工学研究科の坂井貴文教授が、「聴いて納得、ホルモンの話~ホルモンは胎児から大人まで大活躍~」と題した講演を行いました。
この講演は、桶川市が市民の「学び」のニーズに応えるため大学の保有する知財を活用し「みんなで考える力」「解決する力」「活力を生む力」を育むことにより市を活性化することを目的とした事業の一環として開催され、当日は30名の定員を超える市民の方々が聴講に訪れ、会場は満席となりました。
講演は、坂井教授のユーモア溢れる語り口で「ホルモンとは何か」、「体内での有効濃度」の説明に始まり、最近の研究から「男性ホルモン(テストステロン)が人間の体?心の性に影響を与えること」、最近の研究で注目されている「愛情ホルモン(オキシトシン、バソプレシン)について」、そして坂井教授の専門である「消化管ホルモン(モチリン?グレリン)について」、またこれから解明されるであろう「腸内細菌とホルモン」についてわかりやすい解説がありました。訪れた来場者からは「ホルモン作用のメカニズムや多様な作用が理解できた」などの感想が出され、活気ある講演会となりました。
講演会場(おけがわマイン)の様子
講演する坂井教授
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