さいたま市シニアユニバーシティ合同講座が埼玉大学で開催されました
2016/9/6
8月26日(金)、「さいたま市シニアユニバーシティ合同講座」が本学を会場に開催されました。本講座は、さいたま市の事業であるさいたま市シニアユニバーシティの大学院講座として夏休み期間中に開催されるものであり、埼玉大学は平成17年以降毎年(平成23年を除く)、講師を派遣しています。
今回は教育学部の岩川直樹教授による「コミュニケーションと教育」と題した講演が午前、午後の2回行われ、それぞれ150名前後の参加者が熱心に耳を傾けました。
岩川直樹教授
熱心に耳を傾ける受講生
岩川教授は、コミュニケーションの基本は人と人が関心を向けあうことであるが、昨今は「コミュニケーション能力」という言葉に象徴されるように、「どうすれば」に目が向きがちであり、そこでは相手への関心が失われていないだろうかと問いかけました。
学校教育の現場における具体的な事例を交えながら、お互いに関心を向けあうことの大切さを説き、そのようなコミュニケーションの基本に立ち返ってみれば、それぞれの場にどこか懐かしい、人と人とが向き合う世界が編み直されてゆくのではないかと語りかけました。
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