埼玉大学連続市民講座part7「埼玉の”いま”を知り、未来を考える」第2回を開催しました
2016/8/30
埼玉大学と読売新聞社さいたま支局との共催による連続市民講座part7「埼玉の“いま”を知り、未来を考える」の第2回を8月27日(土)に開催しました。
今回は教育学部の石上城行准教授を講師に「さいたまトリエンナーレ2016-市民参加型による国際芸術祭の可能性-」と題した講演が行われ、ゲストにさいたまトリエンナーレ ディレクターの芹沢高志氏と、同 サポーターコーディネーターの藤原旅人氏をお招きして、今年の9月24日(土)からさいたま市で開催される「さいたまトリエンナーレ2016」について、説明がありました。
はじめて「トリエンナーレ」という言葉を聞く参加者も多く、「トリエンナーレとは何か」「トリエンナーレによってどのようなことがもたらされるのか」等の説明に、200人近い参加者は興味深く聞き入っていました。
後半は参加者からの質問?意見に答えながらの鼎談が行われ、トリエンナーレ開催の経緯についての質問や、集客に向けて、より市民にPRするための意見が寄せられました。
講演の最後に石上准教授からなされた「トリエンナーレによりさいたま市にもたらされるもの」と「未来のビジョン」についての問いかけに、藤原サポーターコーディネーターは「サポーターたちはトリエンナーレがこの先も長く続いていくものと思って活動しており、その中で文化芸術がさいたま市民に根づくことを期待している。」と述べ、芹沢ディレクターは「忙しい世の中にあって、目先ではなくもう少し先の未来に思いを馳せること、想像することが重要なのだろうと思う。皆が自分たちの未来を考える力を育んでいくことで、地域に根ざした本物のトリエンナーレになっていくだろう。」と述べ、お二人とも市民の参加に大きな期待を寄せておりました。
国際芸術祭の変遷について説明する石上城行准教授
芹沢高志ディレクター
藤原旅人サポーターコーディネーター
鼎談(ていだん)の様子
次回は、9月24日(土)、教育学部の宗澤忠雄准教授による「共に生きる街を創る-さいたま市ノーマライゼーション条例づくりから-」と題した講演を行います。
どなたでも受講でき、事前の申込みも不要ですので、お気軽にご参加ください。
皆さまのお越しをお待ちしております。
詳しくはこちらをご確認ください。
参考URL