埼玉大学連続市民講座 part5「今、環境について考える」を開催しました
2014/07/30
埼玉大学と読売新聞さいたま支局との共催による連続市民講座 part5「今、環境について考える」が7月26日(土)よりスタートしました。
この講座は、本学の創立60周年を記念して平成21年から「埼玉学のすすめ」と題して開催してきましたが、5回目となる今回の講座では、市民のみなさんとともに考えることをテーマに、グローバル化が進む現在の日本社会が直面している、「環境」をめぐるさまざまな課題に焦点を当て、本学が持つ研究成果や学問的知見をもとに、7月から12月までの間で全6回開催し、毎回研究分野の異なる教員が講義を行います。
第1回は科学分析支援センターの畠山晋講師が「微生物学的な環境問題の見方」と題した講演を行い、地球の温暖化による微生物や病原体の変異などによる新たな感染症の出現といった、ニュースとして報道された幾つかの話題を取り上げて、微生物学的視点に立った環境問題の見方について解説していただきました。
当日は、さいたま市民を中心とした約270名が受講し、熱心にメモをとりながら受講する姿が数多く見られました。
なお、この講演の内容は、次回の受講者の皆さまへ「講演録」として配布します。また全6回受講した皆さまには修了証の授与とともに、全講演の内容を網羅した「全講演録」(合冊版)を進呈することとしています。
第2回は8月23日(土)、大学院理工学研究科の田中規夫教授による「生態系を活用した防災?減災-レジリエントな社会構築のために-」と題した講演を行います。
どなたでも無料で受講でき、事前の申込も必要ありませんので、お気軽にご参加ください。皆さまのお越しをお待ちしております。
講演を行う畠山講師
会場の様子