―留学生と企業を結ぶ―「第4回埼大ワールドカップ」を開催しました
2014/05/26
5月17日(土)埼玉大学テニスコートにて、「第4回埼大ワールドカップ」を開催しました。これは、「フットサルを通して埼玉大学に来ている留学生と、埼玉県内の企業の交流を促進すること」を目的としており、今回で4回目の開催となります。
この大会は、タムロン?オカモト?アズ企画設計?日本信号?マスダック?サイサン?アパマンショップ?ローソンの運転免許?AGSの計9企業のチームと、マレーシア?インドネシア?ウクライナ?ベトナム?パキスタン?インド?アフガニスタン?ネパール?中国?バングラデシュの計10ヶ国のチーム、そして埼大スタッフチームが参加しました。参加人数は、ボランティアスタッフを含め総勢約170名を数え、またこの大会は企画準備段階からNHKからの取材もあり、世間的にも注目される大イベントとなりました。
午前中の試合は和気あいあいとした雰囲気の中で行われ、企業の方と留学生がともに汗を流すことで交流を深めました。
フットサル大会の結果は、優勝がマレーシア?インドネシア?ウクライナ連合チーム、2位がアパマンショップチーム、3位がマスダックチームとベトナム2チームでした。
(大会結果)
優勝したマレーシア?インドネシア?ウクライナ連合チームの選手は、試合を振り返り「楽しく、良い時間を過ごせた。」と感想を述べました。
午後の交流会では、異文化交流クイズで盛り上がり、また、通訳ボランディアを介したフリートークで、さらに親睦を深めました。
この大会に参加した留学生は「普段あまりかかわることがない日本の社会人と交流できるいい機会だと思った。」とのコメントをいただきました。また、企業の方からは「社員にこの経験を通してグローバルな感覚を身につけてもらいたい。」や「学生や留学生に自分の企業を知ってもらういい機会だと思った。」など語っていただきました。
留学生と企業を結ぶこのイベント。これからも埼玉大学の伝統として引き継がれ、より多くの留学生と企業をつなぐ役割を果たすことを期待しています。
―成功の立役者となった実行委員会―
この大会運営を務めた実行委員会は大会の約4か月前に発足し、毎週のミーティングを通して、綿密に準備を進めてきました。彼らは、企業の方?留学生との話し合いなどの大きな仕事から、大会で使用する備品の用意、コートの管理などの細かな仕事まで、さまざまなことを行ってきました。実行委員長で教養学部4年次の中村和樹さんは、この一連の活動を振り返って「皆が大会の理念を共有し、1つの目標に向かって団結できたことが良かった。」と総括し、この仕事の醍醐味を「簡単に経験できるものではない、グループでやり遂げることの達成感を味わうことができること。」と語っていただきました。
今回この大会が成功した裏には、実行委員の隠された努力、そして、それを陰で支えた参事役の廿楽一男さんの尽力がありました。
(本件についての問い合わせ先)
埼玉大学広報担当 (電話) 048-858-3932 (メール) koho@gr.saitama-u.ac.jp
大会参加チーム
本大会の各協賛企業