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JICA国別研修「ブルキナファソ基礎教育課程における教育システム強化」公開セッションのお知らせ

2016/9/30

1960年に旧宗主国フランスより独立した西アフリカの内陸国ブルキナファソは、依然貧困問題、経済開発の課題に直面していますが、近年国の発展の基盤として教育の向上を重視しています(特に初等中等の基礎教育)。日本は同国の教育支援を重点協力対象分野の一つに位置付け、初等理数科教育強化への技術協力や小学校校舎建設のための無償資金協力などを実施してきました。しかしながら教師の質量両面における不足が大きなボトルネックとなっており、教員養成のための制度強化が課題となっています。こうした観点から、昨年度よりJICA(国際協力機構)は、ブルキナファソの教員養成のためのシステム強化支援のため、現地での技術協力プロジェクトと、日本に教育関係者を招いて研修を行う国別研修をタイアップする形で開始しています。

このうち、日本での国別研修「基礎教育課程における教育システム強化」は、埼玉大学がJICAより請負い、埼玉県教育委員会(総合教育センター)、さいたま市教育委員会、及び技術協力プロジェクトを現地で担うアイシーネット社の協力を得て昨年度(2015年度)より3年計画で実施しています。本年度は同研修2年度目として、9月20日~10月7日の期間、ブルキナファソ教育行政官等10名が来日して研修を行っています。

本公開セッションは、本年度研修最終日の成果発表(アクションプラン発表会)の場となりますが、アフリカの教育課題や取り組みを、ブルキナファソを通して理解する良い機会となりますので、ご関心をお持ちの皆さまのご参加をお待ちしております。

実施日時 2016年10月7日(金)午前9:30~12:00
実施場所 放送大学埼玉学習センター(大宮情報センター?ビル、大宮駅西口に隣接)
プログラム 9:30開会
□放送大学埼玉学習センター安藤陽教授より挨拶
□「ブルキナファソの国情と協力隊体験談」江田慶子氏(元青年海外協力隊ブルキナファソ派遣隊員)
□「本国別研修の概要と意義について」飯島聰氏(埼玉大学国際開発教育研究センター教授)
□「本研修を通した日本での学びと教員養成制度強化を目指すアクションプラン発表」(研修員一同)
12:00 閉会
参加 無料?事前申し込み不要
対象 学内外問わず、どなたでもご参加できます
使用言語 日本語及びフランス語(通訳あり)
お問い合わせ 道江 k-uda@brown.plala.jp 電話:048 -858-3632

参考URL

埼玉大学?埼玉県?さいたま市が共同で「ブルキナファソ基礎教育課程における教育システム能力強化研修」を実施します

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