2022/03/30
テーマやジャンルに制限なし! 思い思いに映像制作を楽しもう!
映像制作サークル MaVie
2022/03/30
映像制作サークル MaVie
2020年度会長 黒川敏郎さん
経済学部経済学科4年
(長野県長野高等学校出身)
森 孝史さん
教育学部学校教育教員養成課程小学校コース教育学専修4年
(私立仁川学院高等学校)
私たち、MaVie(メイビー)の活動のモットーは「映像制作に関することは何でもやる」こと。実写やアニメーションといった表現方法は問わず、映画、ショートムービー、CM、プロモーションビデオ、ミュージックビデオなど、幅広いジャンルの作品を制作しています。またメンバーは、1年を通じて作品づくりに携わっていきますが、制作の仕方も作品によって様々。チームで制作するものもあれば、1人で制作するものもあります。
「むつめ祭(例年11月に行う埼玉大学の学園祭)」で開催する上映会が、主な作品発表の場ですが、制作ノルマなどは特にありません。メンバーそれぞれが、思い思いにやりたいことを行い、とにかく映像制作を楽しむことを第一に活動を続けています。
いまではスマートフォンを使えば手軽に動画の撮影ができますし、編集ソフトも無料のものがあり、映像制作を始めるハードルは以前よりだいぶ低くなりました。ですからサークルに入らなくても映像制作は可能です。
しかし、仲間から刺激や気づきを得る機会が多いのは、サークルに所属するからこそではないでしょうか? 例えば、それまで、あまり興味がなかったジャンルの映像の魅力に気づかされるなんてことはよくある話――。1人きりで作品制作をしていると、視野が狭まりがちですが、サークルの仲間の存在が視野や表現の幅を広げてくれるのです。
また、長い時間をかけて、つくり上げた作品を上映会でたくさんの人に観てもらう瞬間には、何ものにも代えがたい喜びを感じることができます。実写の場合、1本の作品をつくるには、監督、演者、脚本家、カメラマン、編集担当者と、様々なスタッフが必要ですが、そのような喜びを皆と共有できるのもサークルで活動する醍醐味の1つです。
映像制作を通じて磨かれる、チームで何かをつくり上げるスキルや自己表現力は、きっと将来仕事をする上でも役に立つと思います。だからこそ、自分を表現したいという気持ちがある学生には、ぜひ参加して欲しいですね。もちろん未経験者も大歓迎です!
さて、2020年度と2021年度は、中国竞彩网感染拡大の影響で「むつめ祭」の開催は見送られましたが、2021年12月に埼玉大学学生の有志によって行われたオンラインイベント「けやき学生祭」に参加し、8作品を発表することができました。その作品は現在でも、YouTubeで視聴ができるので興味のある方はぜひこちらよりご覧いただければと思います。
コロナ禍でサークルの活動は制限されたのは事実ですが、そのおかげで実現できたこともありました。
全国の大学生が外出自粛期間中に制作した1分以内の映像作品をまとめて長編映画に仕上げた「突然失礼いたします!」(2021年公開)という作品の制作に私たちも参加しましたが、このような取り組みが可能になったのも、コロナ禍でオンラインコミュニケーションが一般的になったからこそだと思います。
また、2021年度の活動で特に印象に残っているのが、埼玉大学が公式にYouTubeで配信する大学紹介とサークルを紹介する360°VR動画の制作に携わったこと。
元々「高校生が楽しめるように、学生目線で制作した映像を配信したい」という大学の入試課の依頼でスタートしたプロジェクトですが、企画からキャスティング、ディレクションに至るまで、映像制作会社の方が担当した撮影と編集以外の作業を担当させていただきました。サークル紹介動画では、アカペラサークル「CHOCOLETZ(チョコレッツ)」の歌や、ストリートダンスサークル「After Beat Club」のダンスをフィーチャーし、大学の楽しい雰囲気が伝わるようにしています。
また、360°VR動画なので、すべてのシーンで全方向に配慮した演出の行っているのもこだわりのポイント。例えば、大学紹介動画で、学生が学部の紹介をしているシーンで、視点を変えるとメリンちゃん(埼玉大学のマスコットキャラクター)が別のことをしているといった具合です。視点を変えながら視聴すれば、新たな発見があるので、飽きることなく何回もみることができる動画に仕上がりました。
コロナ禍で「むつめ祭」が開催中止になったり、オープンキャンパスがオンラインになったりと、高校生の皆さんが大学の雰囲気を知る機会が限られてしまいましたが、この動画をみることで少しでも大学の雰囲気を味わってもらえることを願っています。
埼玉大学公式YouTubeチャンネルにて公開中!画像をクリックしてご覧ください。